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誠心誠意

2018/02/18 18:03 に Sae Goto が投稿
 日本語かと思っていましたが、もともとは中国語の成語だったんですね。「誠心誠意:チェン・シン・チェン・イー」。最近は「誠意」「意識」といった、計りようのないものがいかに大切か、とつくづく感じています。

 世の中効率化・IT化・働き方改革。効率化すること、高速化すること、時短することにパワーが注がれます。もちろん、少子高齢化で労働力不足が深刻になっていることから、自動化できるところはロボットに任せて…という方向に進んでいくのは理解できます。しかし、なんとか効率化しなければ!というポイント「だけ」に注目されすぎてしまうと、人が置いてきぼりになってしまったり、かえって効率化のための事務作業が増えてしまったり、と、逆効果の例も散見されます。さて、どうすれば良いのでしょうか?

 経営コンサルティングを行っていますと、業務改革はほぼ、全ての企業さんで実施しなければ!という流れになります。「前任者からそのように受け継いだから」「この業界はそういうもんなんで」という答えが鉄板のように私に返ってきます。そんな文句が変革を跳ね返してしまい、鉄板のように凝り固まった動きとなり、時代に取り残されてしまう…という状況、どんな企業でも陥ってしまいやすいのです。「これはおかしいんじゃないか?」「この方法はもう、古いんじゃないか?」と誰かが言い始め「そうかもしれない」「変えてみよう」という動きを消し去ることなく、明確に「会社として」チャレンジする風土・環境を作る、これが経営者の仕事になるんでしょうね。従業員や現場の「想い」と経営者の「想い」を一緒に業務の中に表現すること。簡単なようでなかなか困難です。(だから私たちの仕事があるわけですが…)

 学校で子供の作った作品や調べたものの掲示物を見ていても同じことが言えます。見ている者の心を打つ要素は二つ。一つは字や構成の上手・下手、美術品・アウトプットとしての美しさの上手・下手。もちろん上手な方に驚嘆します。もう一つは作品や掲示物のアピール力、その作品で何を訴えたいか、というメッセージや思いがどれだけ込められているか。特に後者に私たちは感動させられる、そう思われませんか?

 誰でも初めは初心者です。失敗も含めて経験を積んでいくわけですが、どの段階においても、一生懸命、「〇〇のために」「△△を目指して」やる、という思いがどれだけ込められているか。学校での作品作りも、職場の業務も、目指すところは同じ。いつも「誠心誠意」。これは私自身にも言い聞かせながら書いております。

诚心诚意 [cheng2 xin1 cheng2 yi4]

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