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短期と長期で

2018/06/11 8:20 に Sae Goto が投稿
 泰然自若、「たいぜんじじゃく」と読むのは日本語、中国語では、「タイ・ラン・ズー・ルオ」。意味は同じく、緊張高まるようなときでも、冷静で、泰然としていること。これも、いろんな経営者さんにお会いしている中で、経営者にとって是非身につけておいていただきたいポイントです。もちろん、経営に限らず、ですが、「この人は凄い!」「素晴しい!」と感動する人、というのは、感情の起伏が小さいですよね。いや、正確に言うと、起伏が小さいのは、怒ったり、驚いたり、という表現。逆に喜ぶときや人を褒めるときは、大いに、少し大げさぐらいに身体中を使って表現されます。最近よく聞く「アンガー・マネジメント」能力が高い、ということでしょうか。私は主に二つのポイントを抑えておきたい(自分に対し!!)と思っています。

 一つ目は、一瞬にして燃えさかる心の炎を、まずは抑えること。燃えさかる勢いのままに言葉や態度で表現しないこと。怒りや興奮を抑えることができれば、自分自身も冷静な判断ができます。慌てれば慌てるほど、二次災害が起りがちですよね。問題は起って欲しくなくても起るもの。大事なのは、その対処です。慌てて身の回りを確認しないで火消しに走ると、何かを忘れたり、周りの何かを壊して却って目的地にたどり着けなかったり、不要な代償を払ったりしてしまうことになります。「ピンチ!」と思ったときに、まず一呼吸おけるかどうか、ということ、と~っても難しいですが、社員の生活もかかっている社長さんには是非会得していただきたい能力。

 もう一つは、ピンチの時期が長期化したり、問題解決に時間がかかる場合、イライラせず、そのピンチ環境に我慢しながらいかに解決までの時間をじっと時が来るのを待って過ごすことができるか、ということ。誰でも嫌なことから逃げたいですし、早く笑ったり休んだりしたい。でも、問題はさっさと片付くものばかりではありません。また、商談やどうしても意見が合わない、でも一緒にお仕事をする人との話し合いは、内心イライラが募ることはありますが、そこで逃げてはいけません。相手とのキャッチボールを確実にしながら、冷静に解決または妥協点に向かうこと。

 何事も、短期と長期の取組みが必要ですが、アンガーマネジメント…いや、気持ちコントロールも短期的なピンチ、長期的なストレス両方の対応が必要ですね。そのためには…日頃の訓練!!まずは飲み込む、プラスに考える、笑顔でこたえる!!うん、これで「泰然自若」といきましょう!

泰然自若 [tai4 ran2 zi4 ruo4]

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