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松竹梅

2018/07/23 7:53 に Sae Goto が投稿
 あまりに暑い日が続くので、少し寒い言葉を選んでみました。
「歳寒三友(スイ・ハン・サン・ヨウ)」…三つの友とは、「松竹梅」、一年の寒いときにも枯れずに根を張って生き抜く松竹梅のことを、お友達に見立て、寒い辛いときを友に過ごした友達、と言う意味にもなるようです。

 大体中小企業診断士になりたい!と思った人間は、困った企業・人を助けたい!という気持ちが強かったのだと思います。私もそうでした。しかし、困っていたとしてもなかなか「困っています」「助けてください」と声を上げる企業さんは少なくて、ニーズの掘り起こし、クライアント開拓も、診断士的シゴトとして、なかなか取れるモノではない、と実感している今日この頃です。

 そもそも、困ったときに弱みを見せられる間柄でいるかどうか、ということもポイントですよね。上から目線でアドバイスばかりを槍のように投げつけられたら…やる気も起こりません。また、質問攻めもなんだか悪いことをした人間のようで、ちょっと切ない気持ちになりますよね。厳しい言葉もありながら、じっくり不安や不満を聞いてもらえる、そして秘密はしっかり守る、というような基本的な安心感や信頼がないと、私達の「商品価値」は確保できません。また、よく診断士のことを「先生」と呼ぶ人もおられますが、私は「○○さん」と呼んでいただいています。あくまで「トレーナー」だと思っているからです。互いにパートナーでいること、私もいつか、助けてもらう側になるかも知れない間柄、でいるほうが、互いに尊敬しあえて、長く関係を保てるような気がします。

 そう、困ったときに助けれもらった「先生」ではなくて、困ったときを友に耐えたり、励まし合ったりしながら過ごしてきた「友達」でいられれば。今なら暑さにも耐えないといけないのかも知れませんが、自分の立ち位置、クライアントさんとの距離感や関係性、これもリードする私達の方から、率先して「イーブンだよ!」とアピールし、「松竹梅」の関係でいられるよう、努力していたいですね。みなさんも寒さ・暑さに耐えられるよう、がんばりましょう!

岁寒三友 [sui4 han2 san1 you3]

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