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ウチなりの解釈『兵法三十六計』 第三十一計 “美人計”(びじんけい)

2013/11/17 15:45 に Sae Goto が投稿   [ 2013/11/17 15:47 に更新しました ]

 なんとなく、文字を見ればどういうことなのか、大体わかりますね。相手のトップが頭の良い人なら、情につけこんでやる気をなくさせる、という策略です。男性中心の戦争に「情」が絡むとすれば…女性、それも「美人」が出てくる、そういうことです。

 

 一応、このコラムを書くときに、原文を読んでみたり、それに関する文章があれば読んでみたりしているのですが、面白いことに中国の大手検索サイト「百度」で「美人計」をサーチしてみると、「多義語」となっており、一番の意味が米国映画「Notorious」で、続いてタイの映画だったり、中国の演歌の題名だったり…で9番目にやっと、兵法三十六計の美人計が出てきました。きっと、古文の意味を知らなくても、現代まで色んな意味で解釈され、広く使われてきた言葉なんだろうな、と推測できます。

 

 さて、美人計。戦争に女を「利用」するなんて!と、感じる方もおられるでしょう。私も若い頃なら、そう思ったかもしれません。私は、小さいころから少林寺拳法を道場で習い、大学進学後は体育会で少林寺拳法部に入りました。殆ど男子部員です。でも、小学校からやっている自分が、大学から少林寺拳法を始めた人に負けたくない、「やっぱり女子は」と言われたくない、という気持ちで練習に打ち込みましたが、やはり体力面では男子部員に勝ることはありませんでした。

 

 社会に出て、ベンチャーに転職した際、部門の管理者に任命され、自分よりも年上の男性スタッフを部下に持つこともありましたが、出産で降格もしました(これは自主的に、優先順位を決めたのですが…)。

 

 でも、今になって思えば、体力が劣ることや長期的かつ安定的に会社に長時間居続ける(居て効率的に仕事をしているかどうか、は別の問題です!!)ことができない点は、ちっちゃなことです。社会の共通認識・常識や業務上の基礎能力を身に着けた上で(結構この辺が危ういと大変ですが…)イチ早く、自分しかないもの、一番と言えるものを創り、さらに磨きをかける努力をし続けることが最も大事なんだろうな、と思えるからです。

 

 

 美人計の「美人」とされる人々は、いきなり相手方のトップに急接近する大役を任されるのです。誰でもできることではありません。容姿が美しいと羨望、妬みが付いて回るでしょうが、それも能力のひとつ、他の人が持っていないものなら十分に付加価値があると言えるでしょう。「美しさは武器」とも言いますが、私も体重増加に悩む冬を前に、できればこの辺りの力もつけていければ…と(ちょっと弱気)思います。
 

美人计[mei3 ren2 ji4]

 
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