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カタキでなくても

2018/07/30 7:49 に Sae Goto が投稿   [ 2018/07/30 7:49 に更新しました ]
 私達が提供するコンサルティング・サービスというのは(もちろん、他のどの商品やサービスもそうでしょうが)、自分もやっていながら本当に販売促進するのが難しいなぁと、感じています。

 理由の一つ目、サービス業の特性の一つですが、「不可分性」があるから。生産し、在庫にしておいて、販売する、ということができず、生産と消費が同時に行なわれるから。企業さんに訪問して相談に応じる、というサービスは、私一人では同時に二社以上提供できません。沢山の引き合いを頂いても、私の時間を24時間以上増やすことができないんです。

 次に、別のサービス業特性の一つ、「品質の変動性」。同じように教育を受けて、マニュアル通りにコンサルティングをしても、「あの人の説明は分りやすいが、この人の説明はどうも…」というように、二人以上になると、なかなかサービスの均質を保てません。それならいっそ、美容院やマッサージ屋さんでそうされるところもあるように、担当者にグレードを付けて金額を変えたり、指名料をもらったりすることで「初めから個性あります」と断ってしまう、というのも一つの方法ですね。

 さらに難しいのが無形であること。「なにそれ?美味しいの?」と、サービスのイメージを描きにくい、さらに100円や200円では買えない価格帯にも難しさがあります。でも、難しい、難しいといっていないで、選ばれて、金額も相談していただいた上で受注を獲得できるようになりたいです。そのためには…経営が平常状態でも、必要とされるぐらいのコンサル実力をつけないといけない、ということなのかなぁと思うようになりました。

 「臥薪嘗胆:ウォ・シン・チャン・ダン」、日本語でも「がしんしょうたん」と言いますよね。カタキを取るという目標達成のために、過酷な忍耐を続ける、ということ。このことわざの目的、ちょっと激しいですが、私はカタキという目的でなくても、ハングリーでなくても、地道にコツコツ努力を積み上げ、コンサルスキルを挙げて行ければなぁ、そういうサービスを提供できるようになれればなぁ~なんて、考えています♬

卧薪尝胆 [wo4 xin1 chang2 dan3]

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