週刊コラム‎ > ‎

最後は人頼み!

2017/01/30 0:40 に Sae Goto が投稿
 経営コンサルティングのお仕事をしていると、色んな企業さんの、色んな局面での計画策定のお手伝いをする機会があります。皆、いい時も悪い時もあるって分かっているのに、計画を作る時に気を付けることといえば、バラ色の未来を描くことか、無難に時間を埋めること。「どんな時にでもこれは達成してみせる!」という心意気や魂みたいのものを感じる計画を創ることは、かなり難しいことのようです。なぜでしょうか?

 夢は大きければ大きいほど、そこに到達するまでに超えていかなければいけない壁やハードルが色々、たくさんあって、ある程度時間も必要になります。また、失敗したら後戻りしたり、失敗のあと片づけをしたりしてから次の策に進んだりするので、そんな「原状復帰」の時間の加味も必要でしょう。そう、結構面倒なんです。そうすると、結局はゆっくりでも、負けずに信念をもって進む、初めに掲げた計画の頂点目指して頑張り続けた人が達成できる、ということになります。会社組織だと、経営トップは会社の理念や目標を考えますが、十分に周知されていない従業員は何に向かって頑張ればいいのか分かりません。社内で何かの計画を描く、という仕事を任されても、時間を埋めるか、計画書をとりあえず埋める、という作業に終始してしまいがちなのです。

 もうひとつ、失敗をしたときや、外部環境の変化でダメージを受けたり、計画展開が難しくなったときに、リカバーなり計画変更なりコントロールができる体制をもっているかどうか、で計画策定時の確実さも変わってきます。失敗したときや停滞したときにお金が有り余ることは、まあ、無いでしょう。そのときのために捻出できるお金があるか、なければ人間関係があるか?が成否を分けるポイントになると思います。

 公私共に、人付き合いは楽しいばかりではありません。かえって面倒な時もあります。でも、誰も一人では生きていけないですし、会社も誰かのために価値を提供し、その対価を得て利潤を生みだしています。そう考えると、常日頃の目標に直接繫がる技術の習得も大切ですが、それ以外に、他人とのつながり、それも普段事務的であっても、いざという時に助け合えるような、本当のネットワークを普段からどのぐらい開拓して、メンテしているか。これこそ成功により早く近づけ、失敗してもより早く回復できる、今からすぐできる技だと思います。「患難見真情(フアン・ナン・ジィエン・ジェン・チン)」苦しい時に助けてくれることこそ、本当の友情。もし今、健康なら、健康であることに感謝して、より多くの人に役に立ち、笑顔になってもらえ、元気になる工夫をしてみましょう!きっとそれは計画策定と実行に役に立つはずです!

患难见真情 [huan4 nan4 jian4 zhen1 qing2]

Comments