「青菜に塩」はお料理だけに…。

Post date: May 31, 2015 11:11:54 PM

こんな言葉を週の初めから書いていたら、元気に一週間すごせないでしょうか?でも、何事も考え方ですよね。今日の熟語は「无精打采(無精打彩):ウージンダーツァイ」、青菜に塩、しょんぼりしている、元気がない、と言う意味です。日本語でも「精彩を欠く」という言い方をしますが、精気がなく、彩(いろどり、華やかさ)も打ちのめされてしまっている、ということなんでしょう。

大体にして、悪いことというのは続くもので、一旦悪いスパイラルに入ると、なかなか出られません。するとどうしても暗くなる、顔や様子も、がんばってみても暗い感じになってしまう、すると貧乏神がさらについてしまう…というような…。逆を言うと「笑う門には福来る」。笑顔でいると良いことがある、と言われるように、何か上手くいくと笑顔でいられる、そして更に調子づいて良い方向に事が向かう。

でも、何となく最近思うのです。悪いスパイラルに入って精彩を欠く様子だから余計に悪いことが起こるのではなく、本当は笑顔でいても、悪い事や失敗はある。ただ、笑顔で、強気でいるから、くじけずに次に向かっているだけではないかと。

あるクライアント企業さんと出会ったころ、経営者が暗い、怖い、とスタッフの皆さんが仰っていました。でも、経営改善を試みられ、経営数値の把握やスタッフ全体の管理意識の植え付けができてきたころから、次第に社内が活発な空気に変わり、経営者の方にも笑顔が増えました。すると…卵が先か、ニワトリが先か、ちょっと分かりませんが、全てのことが連動するように、よい方向に動き出したようなのです。すると、小さい問題が起こっても、それに対して適切に対応できるようになられた例を拝見させて頂いています。

いつも万全盤石でいることは無理なことです。でも、しっかり休養をとって、気分転換もして、「さぁ、仕事するぞ!」と精気をみなぎらせ、「戦う姿勢」を整えることで、運気やお客や、よい業績を引き込めるのかもしれません。みなさんは、この週末、リフレッシュできましたか?良い仕事をするために、良く休みましょうね。そして今週も、元気に過ごしましょう!

无精打采 [wu2 jing1 da2 cai3]