偶然の!?

Post date: Nov 13, 2017 2:25:32 AM

「不約而同(ブー・ユエ・アール・トン)」…予め約束もしていないのに、期せずして、他の人と考え方とかやっていることが同じになることです。「あれ?」ということ、よくありますよね。でもそういうこと、案外「なるべくして成った縁」という気もしています。

昨日、ある民放のドラマを見ていて、そう思いました。(まあ、ドラマだから、上手い具合に色んな出会いのストーリーを作っているのですが…)苦境に立たされた老舗企業が、新規事業を打ち出したいけれど、経営リソースも限られていて、アイディアはあっても、当然新規投資ができずに八方ふさがりになる。でも、似たような大変な境遇だけれども、それぞれに強みを持っている、何より「想い」を持っている人達が集まり、その夢を共に叶えようとすると。。。ご覧になった方は、どの番組かすぐお分かりかと思います。でも、こういうことは、ドラマでなくても結構あることです。(もちろん、こんなに美しい形にまとまる、ということはないでしょうけれど…)

ビジネス上でも、似たもの同士だったり、あうんの呼吸が通じる仲間…これらは、「横並びを気にするときの同業者の集団」なのか「本当に気心が知れていて、プロフェッショナルとして共に上を向いて行こう!というキモチで繋がっている仲間」なのか、ということで、存在意義が全然違うと思います。ただ、外見上は紙一重でしょう。

先週土曜日、当社のパートナー向け勉強会で、建設業企業を中心に外国人技能実習生受入れの御世話をされている組合の理事さまに登壇いただきましたが、(記事はこちら)彼女もやはり、「仲間」だ大事だ、と仰っていました。でも、その出会いは、いつもの「なぁなぁ」の中ではなく、外に向かって、自分に無いものを求めて出て行ったときに出会うもののようです。目的は同じでも、異なった得意技を持ってそれを生かしたい!!そう思っていると、(そして、経営コンサルタント的にはその組織の管理がきっちりしていると!!)偶然のような糸に引っ張られて、物凄い力を発揮するものです。

でも、外に出るって、初めての人に会うって、勇気が必要ですよね。大丈夫。失敗の方が多いから。そう思って外に出ると、キモチが楽になりますし、笑顔で外に出る方が、良いお話、ステキなパートナーが近づいてきます。今週も、そんな素敵な縁に恵まれますように!!

不约而同 [bu4 yue1 er2 tong2]