ピーチクパーチク

Post date: May 28, 2018 2:39:01 PM

先週も或る大学スポーツのニュースのことで書きましたが、あれから一週間経っても、まだ毎日のように(別の国際情勢と、政治のニュースも…ですが)続報…というよりは、色んな方の、色んな見解、持論が展開されています。ニュースならともかく、メディアが多様化し、私たちもメディアの一端を担えるようになってからは、中立的な事象ではなく、ときに偏った主張までがアチコチで発信されるようになりました。

サービスとしての広告なら、広告主が代理店やメディアにお金を払い、自身のイメージ通りにCMや広告を制作・発信させます。これは時に非常に大きい金額となります。しかし、インターネットが出現し、ユーザーも「ソーシャル・メディア」として参加できるようになった今は、「いいね」と言ってもらえたり、友達に拡散してもらうなどの流れを作ることで、安価に情報拡散できるようになりました。でも、その分コントロールは難しいですよね。一長一短です。

「人の口には戸は立てられぬ」といいますよね。拡散してほしい良い情報はなかなか伝わらないのに、失敗したことや良くないことは、他人の好奇の目を引き、正しく状況を理解したかどうかにかかわらず、ものすごい勢いであちこちに拡散されてしまいます。それも不確実なことも含めて。今日は私はこれが良いとか悪いとかいうつもりはありません。ただ、私たちが商業上、SNSで拡散したり、「いいね」をたくさんもらって販売促進につなげようとしても、意図した内容でない情報の方が、早く伝達してしまうものだ、と心すべきだなぁ、と再確認する今日この頃。

そして、ユーザーとして発信する側になったとしても、気を付けることは「七嘴八舌(チー・ズイ・バー・シー)」、七つのくちばしと八つの舌でギャーギャー、わいわいがやがやと好きなことを言いまくるのではなく、良い情報を拡散できる方のプチ・メディアとして、成長していきたいですね。

七嘴八舌 [qi1 zui3 ba1 she2]