[プチ連載]G-セミナー講師、張英さんと私のエピソードその1

Post date: Dec 27, 2015 11:51:32 AM

来年1月16日(土)開催のG-セミナー(詳細はこちら)講師を勤めて頂く張英さんと私のエピソードです。すこーし、連載してみますね。

G-セミナー講師の張英さんと、私のエピソードその1。

私が中国語を始めたのは高校生の時。大学の専攻は中国語とは関係(あまり)ありませんでしたが、学内で中国系留学生をつかまえては、中国語を話しかけて、なんとか会話をマスターしようとしていました。そんな中国語に熱心な私に、少林寺拳法部のマネージャーの友達が(私は部員で拳法やってました)、「そんなに中国語が好きなら、私も外大の客員中国人講師に習ってるから、一緒に来る?」と誘われ、もちろん二つ返事で参加。

その方は徐先生と言って、当時は京都外大の先生。彼女もお目目キラキラ十代の私を気に入ってくれて、「残留孤児のお子さんと友達になる気はありますか?」「はい!!紹介してください!!」こうして中国残留日本人孤児の家族とのお付き合いが始まりました。(後に私は京都府の残留孤児支援センターで働くことになります。)

しばらく中国語を彼女に習うと、徐先生は私に「私は上海出身なんですが、日本に来たくて、日本語を習い始めたばかりの友達がいます。中国語で文通してみますか?」「はい!!紹介してください!!!」こうして、張英さんと私の文通が始まりました。まだインターネットもない時代。エアメール用の薄っぺらい封筒・便箋に、いっぱいいっぱい漢字を書いて、いつ返事が来るのかと、大学生の私は心待ちにしていました。(その2に続く)

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