そのモチベーション、維持するために!

Post date: Apr 16, 2017 9:15:12 PM

4月は始まりの季節。「今年こそ〇〇しよう!」「毎年続かないけど、今年こそ頑張ろう!」と色々元旦以外にも「一年の計」を立てたくなる時期ですが、これまた「継続は力なり」と言われる所以、初めのモチベーションを維持し続けることは、そんなにたやすいことではありません。一カ月もすれば「5月病」患者が多く現れるのは、昔も今も、そう変わらないのではないでしょうか。

初めの盛り上がりややる気が「尻つぼみ」となってしまうこと、中国語では「虎頭蛇尾(フー・トウ・シュー・ウェイ)」と言い、始めるときは虎の頭のごとく、大きな声でやる気であっても、その気持ちとエネルギーは維持できず、結局蛇のしっぽのように、消えて行ってしまう、と表現されます。おそらく、どこの国でも同じ状況なのでしょう。私自身、あちこちのコンサル先、専門家派遣先で、同様の話をよく聞きます。会社の問題点解決のために、新たなプロジェクトを計画し、社内で取り組んでいくときも、初めはやる気なのに、だんだん会議も開かれなくなる。いつの間にか、うやむやになる。

そんな時こそ、私たちのような外部コンサルタントの出番です。内部にいては、毎日の忙しさに負け、目の前に有ってすぐに片づけてしまえるもの、答えが決まっているものを早く終わらせてしまいたい、多くの人はそう思います。そして、行動や結果が必ずしも定型化されていないプロジェクトについては、考えたり行動したりするのが、なんとなく億劫になり、さらに自分の周りの人たちも億劫になってしまえば、同じように互いを元気づけることをせず、静かに闇に葬られてしまう…。だからこそ、外部の人間が、プロジェクトマネージャーのように起爆剤兼タイムキーパーとして、プロジェクト遂行をお手伝いすることが有効なのです。

もちろん、自社独自でプロジェクトを管理していくことは可能です。そんな時に何を注意すればいいか。ポイントは三つだと考えています。

1. マネージャーと計画実務部隊とは確実にタスクを分ける。

2. タイムフレームは前もって決める。やらざるを得ないスケジュールにする!

3. 点でも線でも立体でもない、組織の上下、その奥行となる役割それが時間と共に進んでいく感覚、(後藤の個人的感覚では)つまり、「四次元」の感覚を持ち続けることが大事!

そう思います。立体が動くイメージを持って、パッションを常に上向きに持ち続け、行動しつづけましょう!

虎头蛇尾 [hu3 tou2 she2 wei3]